ポップラ劇場2007「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会

2007/07/16

〜河岸緑地 初の野外上映! 参加者300人と「夕凪の街」で鑑賞会〜

ポップラ劇場2007「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会

●と き:7月16日(祝・月)
  午後8時〜午後10時30分
●ところ:基町POP'La通り 
  (広島市中区基町 中央公園西側河岸緑地・基町環境護岸) 
●主 催:ポップラ・ペアレンツ・クラブ
●協 力:(株)アートポート、(株)双葉社、広島宝塚、広島シネツイン2
  TOHOシネマズ緑井、広島バルト11、ワーナー・マイカル・シネマズ広島
  T・ジョイ東広島、エーガル8シネマズ、福山ミラノ座、呉ポポロ
●協 賛:フマキラー(株)
●後 援:広島フィルム・コミッション、広島市、水の都ひろしま推進協議会
  (社)中国建設弘済会、国土交通省中国地方整備局 太田川河川事務所
●助 成:公益信託広島市まちづくり活動支援基金 、(社)広島県建築士会

河岸緑地 初の野外上映! 参加者300人と「夕凪の街」で鑑賞会 (撮影/浦田伸一さん)

(準備編)〜怒涛の5日間〜

●準備開始:午前8時
●本 番:午後8時〜午後10時30分
●撤 収:午後10時30分〜深夜0時
●参加者:300人

▲スクリーンの足場を設営直後に、アカシアの下で雨雲を見守る。てるてる坊主に一心にお願い!

▲午後4時30分、少雨でも決行を決定。進行表どおりに看板設置、川面を眺めるベンチスペース

▲フマキラー(株)の協賛をいただき、虫よけ作業。どこでもベープ、レジャーシートが参加記念品

▲受付準備完了、映写のシネマキャラバンは現場の貫禄、ペットボトルキャンドル隊が設置準備

▲トイレ誘導に灯りとバルーンが助っ人、ブルーシートを敷き詰め、着火マンが点灯、いよいよ開演

怒涛の5日間。 
○12日(木)・・・台風接近にともなう対応会議。 
○13日(金)・・・14日の開催を見送り、16日に順延を決定。会場設営は予定どおり進める。 
○14日(土)・・・台風4号の接近で待機。 
○15日(日)・・・台風一過の晴れ間、会場の再整備。ポップラ“円形”劇場を刈払機で草の調整。 
○16日(祝/月)・・・天気予報が変わった。朝から雨。もう後へ引けない。しかし午後4時まで断続的な雷雨。カミナリ!はヤバイ。 

午後5時にはピタッと雨がやみました。想定外の台風接近により翻弄されましたが、16日午後7時50分、佐々部監督からご挨拶をいただき、映画「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会が始まりました。 
オレンジTシャツの運営スタッフが野外上映会を支えます。

〜(本番)「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会〜

〜写真でつづる野外上映会レポート〜 (撮影/坪島遊さん)
怒涛の5日間。夕方、雨が上がった。そして風。ポップラマジック・・・?!

▲順調に会場設営、中央公園のトイレ清掃も終了。スクリーンの足場に登って見るとこんな感じ

▲本部テントで映画の前売りと原作本、ドリンク販売。フマキラー(株)さんの指導で会場内をシュ〜

▲午後5時、全体打ち合わせ、持ち場に分かれて最終確認。「事故のないように」と一致団結♪

▲受付、会場誘導をスムーズに行うために、念入りに打ち合わせ。アカシア付近が受付ブースに

▲7日と15日に草の刈り残しによるポップラ円形劇場を完成。設営車の轍が残ってしまい残念!

▲土が乾かず、急きょ100円ショップでシートを買い集めた。ピクニック気分でよい雰囲気かもね

▲午後7時受付開始。「座席はA,B,C,Dに分かれています。どの区画がいいですか?」と誘導

▲映写はこの道のプロ、シネマキャラバンVAGへ委託。参加者が好きな場所に座り始める夕暮れ

▲「ケータイはマナーモードに、上映中の撮影は禁止・・・」と注意事項を説明して間もなく開演

▲福岡から駆けつけてくれた佐々部監督、「広島の皆さんへ感謝、多くの人に見てほしい映画」

▲約2時間、ご当地の物語を同じ場所で鑑賞。映画の中のアカシアの木、本物はすぐそばにいる

▲対岸の光広ビル「空檜」からの風景。野外上映の会場をペットボトルキャンドルがぐるりと囲む

▲観客のstanding ovation。協賛品「どこでもベープ」を腰に携帯、司会が涙を抑えて最後のご挨拶

写真(2007年7月16日撮影) 坪島遊さん

「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会レポート
●河岸緑地 初の野外上映! 参加者300人と「夕凪の街」で鑑賞会●
〜過去とつながり、未来につなぐ〜
誰も予想できなかった台風。開催日を14日から16日(海の日の祝日)に延期し、ポップラ劇場2007「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会を無事に終えました。
とはいうものの台風が通り過ぎた16日は天気予報が変わり、朝から雨。しかも雷がゴロゴロ。この市民野外上映会の実現は、原作と映画制作と配給会社、そして何よりも広島の上映館の賛同なくしてあり得ず、さまざまな調整が必要でした。そのひとつが、21日からの劇場公開前に実施すること。16日を逃せば仕切り直しになります。
午後4時半に「多少の雨でも決行」、そう決定すると天気の神様が味方になってくれたのか、開場の2時間前の午後5時に雨が上がりました。午後7時50分、佐々部監督からご挨拶をいただき、上映開始。約300人が、原作の舞台で映画の撮影現場でもあるゆかりの地で、暗闇に映し出される戦後のわが街と桜の国の映像に時折涙しながら、作品に込められた平和への願いをかみしめました。
気がつけば、基町POP'La通りのアカシアの木のそばを夜風がそよぎます。旭さんと打越さんが思い出の木、アカシアの木陰で再会し川に石を投げるシーンは、鑑賞している私たちの目前の風景です。まるで映画に参加しているような錯覚を抱き、現地鑑賞会を企画して本当によかったと思いました。
ここは、戦災で住居を失った人が集まり、たくましく生き抜いた川岸(「夕凪の街」のお話のとおり)。1983年の基町環境護岸整備で残されたポプラの木は、26メートルに成長しシンボルツリーとなりました。2004年の台風18号に倒れましたが、いまも多くの人に愛され、市民公募により愛称「基町POP'La(ポップラ)通り」が誕生しました。
イベントの主催、ポップラ・ペアレンツ・クラブ(PPC)は、管理者の太田川河川事務所と管理協定を結び、毎月第4土曜に基町POP'La通りの除草や清掃活動、ピクニックを行っている企業と市民グループの団体です。
上映会は協定に基づく水辺の過ごし方の提案でもありました。平野皆実さんのように人々がひたむきに生きたこと、脈々とつながる命、さまざまな生き物が分かち合っていることに思いを寄せて、PPCの活動を続けていきたいと思います。

【参考】
「夕凪の街 桜の国」市民野外上映会の参加者募集
映画協力草刈り(2006/08/05)



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